【琵琶湖ビワマス釣行レポート】冬の琵琶湖、霧の中の挑戦。絶品「備長炭焼き」に感動の嵐!2025年12月20日(土)
2025年12月20日(土)
ビワマストローリング遊漁船
**King of motherlake(キングオブマザーレイク)**です。
当船をご利用いただき、誠にありがとうございます。
今回は、愛知県・長野県からお越しの3名様をお迎えしてのガイド釣行となりました。
幻想的な朝の幕開け

集合は朝6時30分、ホームポートの
ファイブオーシャンマリーナ。
雨上がりの曇り空。
湖面にはうっすらと霧が立ち込め、冬の琵琶湖らしい、静かで幻想的な雰囲気の中で準備が進みます。
午前7時過ぎ、期待を胸に出船。
ポイント到着後、8時頃からトローリングをスタートしました。
渋い状況を打破する、ルアーローテーション
まずは幸先よく1本目!
レッドコアタックルにセットした
「バッセル(Bassel)」のスプーンにヒット。
美しい銀鱗のビワマスが姿を見せてくれました。

事前の天気予報では強風が懸念されていましたが、
実際にはほぼ無風のベタ凪。
操船・トローリング自体は非常にやりやすい状況でしたが、
その反面、ベタ凪特有の魚の低活性。
なかなか「入れ食い」とはいかず、我慢の時間が続きます。
しかし、ここからがガイドの腕の見せ所。
魚の反応を探りながら、
- 水牛のスプーン
- バッセルの貝張りスプーン
を状況に合わせてこまめにローテーション。
1匹ずつ、丁寧に、確実に引き出していきました。


価値ある「船中10匹」の釣果
最終的な釣果は、船中10匹。
3名様での釣行でしたので、
目標のリミット(15匹)にはあと一歩届かず、
正直に申し上げれば「厳しい一日」ではありました。
しかし――
釣り上げたビワマスは、どれもコンディション抜群。
厳しい状況の中で手にした1匹の価値は、何ものにも代えがたいものです。
これこそが、
ビワマストローリングの奥深さであり、最大の魅力でもあります。



【感動の食レポ】最高級のビワマス料理
釣行から戻られたその夜、
お客様より驚くほど素晴らしい料理写真とメッセージが届きました。
まさに――
「琵琶湖の宝石」ビワマス。
琵琶湖にしか生息しない固有種であり、
日本屈指の超高級魚と称される存在です。
馴染みの料理屋さんへ持ち込まれたそうですが、
その調理法がまた圧巻でした。
「焼きが最高でした。
焼く前に軽くお酒を霧吹きし、
サッと醤油にくぐらせてから備長炭で串焼き。
これがもう、絶品‼️」
との嬉しいご報告。

冬のビワマスは、夏にも負けないほど脂ノリ抜群。
炭火で焼くことで上質な脂が一気に引き立ち、
香ばしさと旨みが最高潮に達します。

もちろん、
鮮度抜群のお刺身も絶品。
上品で甘みのある脂は、一度味わうと忘れられません。
最後に
本日ご乗船いただいた皆様、
誠にありがとうございました。
リミット達成とはなりませんでしたが、
あの「備長炭焼き」の感動を聞かせていただき、
ガイドとして本当に嬉しい一日となりました。
冬のビワマスは、今がまさに旬。
「釣って楽しい、食べて感動」
そんな本物のビワマストローリングを、
ぜひ体験してみてください。
またのご乗船を、心よりお待ちしております。


